旅行や出張で海外に行くとき、スマホのデータ通信はどうすればいいのだろう。そんな疑問を抱いたことはありませんか?
それぞれの国でプリペイドSIMを買うのも一つの手段ですが、それだと現地の言語での手続きや設定が必要になります。
そこでこの記事では、あらかじめ準備しておけるスマホのデータ通信について解説します。
結論、日本人の海外旅行の場合は、NTTドコモのオンライン専用プランの「ahamo」一択と断言できます!!
少し前までは、海外SIMやレンタルWi-Fiが一般的だったと思われますが、海外旅行のたびに設定や契約はもう不要な時代!!
海外旅行前の準備に、ぜひご活用ください。
あなたの海外旅行がよりスムーズで楽しいものになるように、この記事がお手伝いできれば幸いです。
海外旅行へはahamo一択な訳
海外旅行ではahamo一択な理由
①追加料金不要で高速データ通信20GBが利用可能
②2カ国以上訪問する場合でも、各国ごとのSIMやWi-Fi契約不要
③日本でahamoを利用していれば面倒な設定は不要
私がオススメしているのが、NTTドコモのオンライン専用プランの「ahamo」!!
ahamoは、NTTドコモが提供するオンライン専用のプランで、国内の通話やデータ通信が月額2,970円(税込)でご利用できる格安SIMです。
このプランの特長は、データ通信量が月間20GBまで使え、国内通話料金も5分無料など、多くの人が利用しているSIMになります。
さらにahamoは、82の国と地域で追加料金不要で高速データ通信(20GBの月間利用可能データ量)が利用可能なため、海外旅行にとって優れた選択肢となります。
特にアメリカ本土はもちろん、東南アジア各国、イギリス、イタリアなど、日本人がよく訪れる地域を広くカバーしています。
ドコモによると、日本人の渡航先約95%※のエリアをカバーしているようです!!※ドコモの海外データ利用者の2019年度実績より算出
ヨーロッパでは隣の国への移動も考えられている旅行者も少なくないと思います。
ほとんどの国でahamoが使用できることから、複数のSIM契約もする必要ない点も大きなメリットでしょう。
ahamoを海外で使用する設定方法
ahamoを海外で使用するための設定は非常にシンプル!!
旅行の出発前にahamoを利用していることが前提となりますが、特別な設定は不要で、データローミングをオンにするのみ!!
海外に到着したら、まずはスマホの電源をオフにして、数分間待った後、再度電源を入れます。
これにより、現地のネットワークと正しく接続できます。
その後、データローミングをオンにしましょう。
まだahamoの申し込みをしていない人は、こちらから行いましょう。
上記設定で上手くデータ通信ができない場合は、スマートフォンの再起動、機内モードのオン・オフ、キャリアの手動選択などをお試しください。
キャリアの手動選択の方法
iPhoneでは設定→キャリア→自動選択のスイッチをオフにして、リストから選びます。
Androidは設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→キャリア→ネットワークオペレーターから選択します。
海外でのahamoの注意点
ahamoを海外で利用する際の注意点としては、ローミングが利用可能な地域の確認と、15日以上の旅行の場合、海外での電話とSMSの利用、が挙げられます。
ahamoのローミングが利用可能な地域なのか?
ahamoは日本人の渡航先約95%のエリアをカバーしているはいえ、エリア外での使用はできません。マイナーな地域へ行く場合は、その国や地域がahamoサービルエリア内なのか確認は必要です。
ahamoは15日以上の長期旅行の場合はNG!
また、15日以上の海外旅行をする場合はahamoの使用はオススメできません。
海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります。速度制限は、利用可能データ量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されないようです。
2週間以上、日本を離れる場合は海外SIMの選択を考えましょう。
海外での電話とSMS(ショートメッセージ)の使用
ahamoでは、番号はいつものまま、海外200以上の国・地域で電話がいつでもかけられます。しかし、海外では電話を受ける場合も着信料が発生するのでご注意が必要です。
また、使用料金形態も日本とは別物になるため、日本と同様の感覚で電話などを使うと、思わぬ請求になる可能性があります!!
ちなみに、気が付かない間に使用してしまって高額請求になってしまった場合でも、ahamoの場合は、5万円が利用停止額になっているようです。
月間利用額が5万円(利用停止目安額)を超過した場合、当月末まで海外データ通信の利用も停止されてしまうようなので、こちらも注意が必要になります。5万円の利用停止が適応されてしまった場合、利用可能データ量を追加しても解除はできないようです。
参考までに、アメリカ(本土)の料金形態は以下のようになっていました。
ちなみに海外SIM・レンタルWi-Fiとは?
海外SIMとは、海外で使用するために設定されたSIMカードのことを指します。このカードを使用することで、現地のネットワークに接続し、データ通信や電話通話が可能となります。
また、SIMカードの他にもレンタルWi-Fiなども一般的です。レンタルWi-Fiは、海外で使用可能なポケットWi-Fiを旅行期間だけ借りることにより、インターネットへの接続を行うものです。こちらは、電話はできませんがデータ通信可能なので、LINEなどのネットワークでの通信・通話は可能なものになります。
海外でスマートフォンやタブレットを利用する場合、日本国内のネットワークをそのまま使用すると、ローミング料金が発生し、高額な通信費がかかる場合が一般的です。しかし、海外 SIMやレンタルWi-Fiを使用することで、現地の通信料金を適用することができ、コストを抑えることができます。
海外SIM・レンタルWi-Fiのデメリット
海外SIMのデメリット
海外 SIMのデメリットは、設定の手間や互換性の問題、そしてサポート体制の差があることです。
海外 SIMを利用するためには、通常、スマートフォンの設定を変更する必要があります。また、使用するスマートフォンがSIMフリーであること、そして海外 SIMと互換性があることが必要です。特にSIMフリー設定は、すでに格安SIMなどを利用している人は問題ないですが、大手キャリアを使用中の人は自身のスマホがSIMフリーなのか?もわからない人が多いと思います。
契約して使用しようとしたら、SIMフリーの設定ができていなかった。SIMフリー対応端末でなかった。など、現地で気がついても遅かったりする場合があります。
さらに、そんなトラブルの際に、各海外 SIMプロバイダーのサポート体制には差があり、万が一トラブルが発生した場合の対応が遅いこともあります。
海外SIMを使用する場合は、事前準備と確認は念入りに行っておかなければ、楽しい海外旅行も台無しになる可能性があります。
レンタルWi-Fiのデメリット
レンタルWi-Fiのデメリットとしては、持ち運びの手間、バッテリーの消耗、及び料金が高い傾向にある点が挙げられます。
レンタルWi-Fiは、スマートフォンやタブレットなど複数のデバイスを同時にインターネットに接続することが可能ですが、それ自体を常に持ち運び、充電する必要があります。
海外旅行では、基本的に長時間外出することが想定されるため、必要なときにバッテリーが切れてしまうという不安があるでしょう。
また、レンタルWi-Fiは通常、海外 SIMカードよりも料金が高い傾向にあります。
渡航先にもよりますが、アジア圏内であれば878円/日〜となっています。2泊3日でも、最低2,634円かかる計算となります。
2,634円で収める場合は、1日のパケット使用量を350MBまでに抑えないといけないこともあり、現実的ではありません。
まとめ
旅行や出張で海外へ行く際、スマホのデータ通信は大きな悩みですよね。
それぞれの国でプリペイドSIMを探す手間、言語の壁、そして設定の難しさ。そんな面倒を解消する一つの答えが、NTTドコモのオンライン専用プラン「ahamo」だと思い今回紹介させて頂きました。
もはや、海外旅行のたびに設定や契約する時代は終わり!!
つまり、日本での使用もahamoを使用していることにより、海外旅行のたびに契約することが不要になります。
現時点で大手キャリアを使用されている人は、海外旅行をきっかけに格安SIMへの移行を考えてみてはいかがでしょうか?
いや、現時点で大手キャリアを使用しているなら、今すぐに乗り換えるべき!!毎月の支払い金額も減りますよ!?
行く前の準備もありますが、旅行から帰ってきても、そのままスマホが使用できるのは本当にストレスフリー!
この記事が、あなたの海外旅行準備の参考となれば幸いです。
重要なポイント
- ahamoは82の国と地域で追加料金なしに高速データ通信(月間20GB)が利用可能。※月額2,970円(税込)
- 15日以上の長期旅行では、15日経過後に通信速度が制限される点に注意が必要。
- 海外での電話とSMS利用時には、高額な通信費用が発生する可能性がある。
- ahamoは日本国内でも優秀な格安SIM。(月間20GB・国内通話料金5分無料)
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